「お姫さま
ほら こうして花の水を
いく色も垂らすと
七色の糸のようよ」
「まあ たのしい
おお、うつくしいこと」
姫はぴしゃぴしゃと
水をすくってみせた
「私たち また花を絞って
小瓶に入れて
いくつも川に流してあげる
お姫さまがお嫁にゆく
湖まで流れついたら
お婿さまと遊んでね」
「うれしい」
姫は花のように笑顔になった
「お姫さま
ほら こうして花の水を
いく色も垂らすと
七色の糸のようよ」
「まあ たのしい
おお、うつくしいこと」
姫はぴしゃぴしゃと
水をすくってみせた
「私たち また花を絞って
小瓶に入れて
いくつも川に流してあげる
お姫さまがお嫁にゆく
湖まで流れついたら
お婿さまと遊んでね」
「うれしい」
姫は花のように笑顔になった