うす紅(くれない)に
空も地も染まってゆく
「恋しい姫よ
どんなに遭いたかったことか
夢は一時(ひととき)
けれどきっと海を越え
真に姫のもとへ帰りましょうぞ」
『これが最後』
明日を知っている姫は
悲しい瞳でうなずいた
花を詠み想いを交わそう
この 満開の桜の下(もと)
うす紅(くれない)に
空も地も染まってゆく
「恋しい姫よ
どんなに遭いたかったことか
夢は一時(ひととき)
けれどきっと海を越え
真に姫のもとへ帰りましょうぞ」
『これが最後』
明日を知っている姫は
悲しい瞳でうなずいた
花を詠み想いを交わそう
この 満開の桜の下(もと)