2017.01.30
<ものがたり> 森に浅い春が来て、 ある月夜の晩、ぼくはクマたちに 人里に連れられていった。 大きな月に照らされて、 大きな大きなクマの影は ふり返りもせず、ぼくを残して 森の彼方へ去っていった。 もう、クマたちに会うことはなかった。 でも、ぼくは忘れない。 幼い日、幾年か過ごした クマたちとの日々を。 ぼくは忘れはしない。 大好きだよ ずっと。 大好きだよ。
ぼくはクマと暮らしてた 森の中 春も夏も 秋も冬も ずっとクマと一緒だった
第41回『松井商店 ブティックセレクション 成田典子展』
1月の作品テーマ『あなたに。』作品名:あなたに。②
粉雪ちらちら森の奥クマはくるりくるりと焼いている…
ぼくたちのかわいいぼうやこれが最後の冬忘れないで…
最後にとろりとチョコレートをかけてさあ できあが…
…
その年の冬はいつもとちがってたぼくが目を覚ますと…